通貨処理機大手のグローリーは10日、2025年3月期の連結純利益が前期比66%減の100億円になる見通しだと発表した。レジなどのセルフ化を背景に、セルフ型の釣り銭機などが伸びるが、24年7月に予定される新紙幣発行に伴う更新需要が一服する影響が出る。海外事業については金融・小売店向けともに増益を見込む。売上高は11%減の3300億円になる見通し。

同日発表した24年3月期の連結売上高は前の期比46%増の3724億円、最終損益は296億円の黒字(前の期は95億円の赤字)だった。

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