タカチホは土産卸や製造事業のほか、小売事業も手がける(JR長野駅の店舗)

土産物卸のタカチホは13日、2025年3月期の連結経常利益が前期比2%増の4億4700万円になる見通しだと発表した。経常利益は2期連続で過去最高を更新する見込み。年間配当予想は50円と前期実績から10円上乗せする。

インバウンド(訪日外国人)を含めた観光・レジャー需要の回復を追い風に売上高は同2%増の82億円、営業利益は同3%増の4億5000万円を見込む。純利益は前期に繰り延べ税金資産を計上した反動から26%減の3億1500万円となる見通し。

13日発表した24年3月期の連結決算は、売上高が前の期比9%増の80億円だった。売上高と各利益は従来予想を上回ったが、助成金収入の減少やアウトドア用品事業の減損損失計上が響き、純利益は8%減の4億2300万円となった。

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