北朝鮮は15日、故・金日成(キム・イルソン)主席の生誕記念日を迎え、関係国は打ち上げが近いとされる軍事偵察衛星の動向に警戒を続けている。

15日付の労働新聞は、金日成主席の生誕112年に合わせ、14日に平壌(ピョンヤン)で若者たちによる祝賀公演などが開かれたと報じた。

報道では、これまで金主席の誕生日を示してきた「太陽節」との表現がほぼ使用されておらず、韓国メディアは「先代に対する偶像化の水位を下げ、金正恩(キム・ジョンウン)総書記の権威を高める意図がある」との分析を伝えている。

一方、韓国メディアは14日、北朝鮮が軍事偵察衛星の打ち上げ準備を「事実上終えた」と報じた。

韓国の申源湜(シン・ウォンシク)国防相は、衛星打ち上げが今週にも行われる可能性があるとしていて、米韓両軍が警戒を続けている。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。