ウクライナのゼレンスキー大統領は各国に「世界平和サミット」への参加を呼びかける(2日、シンガポール)=ロイター

【キーウ=共同】ロシアのウクライナ侵略を巡りスイスで6月15〜16日に開かれる「世界平和サミット」に、サウジアラビアが欠席する見通しだとDPA通信が2日報じた。ロシアが参加しないことが理由としている。サミットではウクライナのゼレンスキー大統領が提唱する和平案「平和の公式」を協議する。

ゼレンスキー氏によると、サミットには2日時点で100以上の国・国際機関が参加予定。バイデン米大統領は欠席する見通しで、中国も参加は困難としている。

ウクライナ国防省は1日、2022年2月の侵略開始以降、ロシア軍の死傷者が50万8780人に達したと明らかにした。5月だけで3万8940人に上り、侵略開始以降、月間の損失としては最大としている。

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