アメリカ軍の大規模演習が東松島市の航空自衛隊松島基地で行われることを受けて、市民団体が松島基地に対し大規模演習の中止を申し入れました。

アメリカ軍の大規模軍事演習「バリアント・シールド」は2年に一度、太平洋地域で実施しているもので、今回は初めて自衛隊が参加しています。アメリカ軍の隊員およそ100人は6月7日に松島基地に到着していて、今後、アメリカ軍のF16戦闘機が訓練を行う予定です。10日は、仙台を拠点に活動する市民団体が「軍事的緊張を高める」として自衛隊の参加と大規模演習の中止を求めて松島基地に申し入れを行いました。

とめよう戦争への道!百万人署名運動・宮城県連絡会 立石美穂代表
「バリアント・シールド2024への自衛隊の参加をやめること、ここで中止するというそういう決断をしてもらいたいと思ってまいりました」
航空自衛隊松島基地 玉川英樹渉外室長
「内容をしっかり確認させていただき、上級部隊に報告いたします」

大規模演習「バリアント・シールド」は6月17日までの予定で松島基地での通常の訓練と同じ時間帯に行われます。

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