ロシア最高検察庁は13日、スパイ容疑で昨年拘束され、その後起訴された米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)のエバン・ゲルシコビッチ記者について、米中央情報局(CIA)の指示で軍需工場の機密情報を収集していたことを「立証した」と発表した。ウラル地方スベルドロフスク州の裁判所が審理を担当するとしている。  ロシア治安当局は昨年3月、軍産複合体に関する機密情報を入手しようとしていたとして、州都エカテリンブルクでゲルシコビッチ氏を拘束。ロシアメディアは同4月に消息筋の話として、同氏が起訴されたと報じた。  WSJは容疑を否定、バイデン米政権は釈放を要求している。(共同)


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。