アラブの国や地域で作るアラブ連盟のアブルゲイト事務局長は9日、都内でNHKのインタビューに応じました。
この中でアブルゲイト事務局長は、戦闘が続くパレスチナのガザ地区の情勢をめぐり「戦闘が続くかぎり、命を奪われるパレスチナ人が増えていくだけだ。イスラエルは戦闘を終わらせ、ガザから撤退しなければならない」と述べ、一刻も早い停戦が必要だという考えを強調しました。
そのうえで、アイルランドやノルウェーなど、パレスチナを国家として承認する動きが出ていることに触れたうえで「重要なことは、パレスチナを国家として承認する国が増えることだ。国際社会がパレスチナを承認すれば、解決策を見いだす可能性が高まるだろう」と述べ、日本を含め各国がパレスチナを国家として承認する必要があると訴えました。
また、ガザ地区での戦闘が終結したあとについて
▽国際的な部隊の派遣や復興に向けた経済支援が必要だとしたほか
▽ハマスではなく、パレスチナ暫定自治政府が統治すべきだと主張しました。
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