米軍のヘリコプター2機 福島市の空き地に予防着陸 被害なし

福島市によりますと今月17日の午後2時ごろ、東京の横田基地に所属するUH1ヘリコプター2機が福島市田沢の山あいにある市が管理する空き地に相次いで着陸しました。

乗組員や機体は無事で、周辺に被害はなく2機ともこの日のうちに現場を離陸し、横田基地に戻ったということです。

東北防衛局によりますと、アメリカ軍は「飛行中の2機のうち1機で警告灯が点灯したため予防着陸し、もう1機も支援のため着陸した」と説明しているということです。

予防着陸についてアメリカ軍からの連絡は午後4時ごろに東北防衛局に共有され、福島市に共有されたのは着陸から6時間後の午後8時ごろだったということです。

東北防衛局は18日、アメリカ軍に対して、速やかな情報提供を行うほか、航空機などの安全管理に万全を期すことを口頭で要請しました。