海江田・衆議院副議長は、22日、与野党の衆議院議員とともに北京を訪問し、中国共産党の序列3位で全人代=全国人民代表大会の趙楽際委員長と会談しました。

この中で、海江田副議長は4年前の2020年を最後に行われていない衆議院と全人代との議会交流「日中議会交流委員会」を再開させたい意向を伝えたということです。

このほか
▼スパイ容疑で日本人が拘束されている問題や
▼日本人に対する短期滞在のビザ免除措置の再開、
それに
▼中国が行っている日本産水産物の輸入停止措置の撤廃について
対処を求めたとしています。

これに対し、趙委員長は「議員間の交流には賛成だ。日中間の人の往来は重要でこうした流れを大切にしなければならない」などと応じたということです。

衆参両院の事務局によりますと、議長や副議長の中国訪問は6年前、2018年の大島衆議院議長以来です。

両国間に課題が山積するなか、武見厚生労働大臣や自民党の森山総務会長も7月、中国を訪れていて、関係改善につながるか注目されます。

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