3日、イスラエル・テルアビブで、パレスチナ自治区ガザの停戦交渉妥結を求めるデモの参加者ら(共同)

 【テルアビブ共同】昨年10月のパレスチナ自治区ガザの戦闘開始から10カ月が近づく中、イスラエル中部テルアビブなど各地で3日、停戦交渉を妥結させ、人質解放を進めるよう政府に要求するデモが開かれた。イスラエルが実行したとみられるイスラム組織ハマスのハニヤ最高指導者の暗殺で停戦交渉の先行きは不透明となっており、暗殺を批判する声もあった。  ハマスはガザで約120人をいまだに拘束しているとされる。うち半数以上は既に死亡したとの推計もあり、人質の家族らは焦りを募らせている。ハニヤ氏は交渉の中心人物で、暗殺を受けハマスは態度を硬化させた。


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