【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会(15カ国)は12日、安保理改革を協議する会合を開いた。議長を務めたシエラレオネのビオ大統領は、常任理事国にアフリカ代表が含まれていないのは「歴史的不当だ」と問題提起した。各国からは常任理事国数を増やし、アフリカからの加入を認めるべきだとする意見が相次いだ。日本も常任理事国入りを目指している。  常任理事国の特権である拒否権について、ビオ氏は廃止すべきだと訴えたが、米英などは具体的な言及を避け、意見がまとまらなかった。安保理の現状は国際情勢を反映していないとして改革を求める声が強い。


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