【ニューデリー共同】オーストラリアの公共放送ABCは23日、インドに駐在していた南アジア支局長がビザ(査証)の延長手続きでインド政府から嫌がらせを受け、帰国を余儀なくされたと報じた。インド政府側は、過激派とみなすシーク教徒の独立運動家の主張を取り上げた番組をABCが制作、放送したとして問題視した。  インドでは19日に総選挙の投票が始まっており、報道や言論の自由の在り方を巡って野党から批判が出そうだ。地元メディアによると、インド政府側はABCの番組が過激派を美化する一方的な内容だと批判し、許可を得ずに撮影したと主張している。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。