【シドニー共同】島しょ国など18カ国・地域でつくる太平洋諸島フォーラム(PIF)は31日、トンガで30日まで開催していた首脳会議で採択した共同声明から、台湾をパートナーと認識する内容の記述を削除した新たな声明とする文書を報道関係者に配布した。理由は明らかにしていない。台湾の関与に反対してきた中国が島しょ国側に圧力をかけたとの見方が広がっている。  PIFは1992年、台湾を開発パートナーと位置付け、首脳会議へのオブザーバー参加を認めてきた。30日午後発表の当初の共同声明には「首脳らは台湾関係に関する92年の決定を再確認する」と記されていた。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。