ブラジルで生放送していた市長選の候補者によるテレビ討論会で、候補者だった男がライバル候補にイスで殴りかかる瞬間が撮影された。
殴りかかった男は、過去のセクハラ疑惑を持ち出されたことが許せず、暴力を振るったという。
生放送中にハプニング!イスで…
ブラジル・サンパウロで15日、テレビの生放送中に男が突然、カメラの前で話す男性に向かってイスを振り上げて攻撃する前代未聞のハプニングが起きた。
この記事の画像(11枚)ハプニング直後には映像がすぐに切り替わり、目を丸くして驚く司会者とみられる男性が映し出されていた。
ロイター通信によると、“イス攻撃”があったのは、市長選の候補者6人が参加した生放送のテレビ討論会だという。
カメラの前で話している最中の候補者に、横から鉄製のイスを持ったライバル候補が突進してきたのだ。
それでも怒りのボルテージは収まらず、別のイスを振り上げようとしたところで、スタッフたちがあわてて止めに入った。
セクハラ疑惑を持ち出され…逆襲
襲われた候補者は肋骨(ろっこつ)を折り、さらに指を負傷。すぐに病院で手当てを受けたという。
イスで殴りつけた候補者は、海外メディアに対し激高し攻撃した動機について、「何年も前に片づいたセクハラ疑惑の話を持ち出したからだ!オレのしたことに後悔はない」と語っている。
その後、殴った候補者は退場を命じられ、市長選の討論会は騒然とする中、残りの候補者で
続けられたという。
(「イット!」 9月18日放送より)
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