レバノンで多くの死傷者が出た通信機器の爆発をめぐり、国連の安全保障理事会は20日、緊急会合を開き、各国からは緊張が高まることへの懸念が相次ぎました。

レバノンでの通信機器の爆発を巡ってはこれまで、少なくとも37人が死亡、3000人以上が負傷し、多くの一般市民も被害に遭っています。

この爆発について、緊急会合では「国際法違反」だとする指摘や、地域の緊張が高まることへの懸念が示されたほか、原因などの詳しい調査を求める国もありました。

被害を受けたレバノンは、イスラエルが実行したと主張し、「前例のない戦争・テロ兵器だ」などと強く非難しましたが、イスラエルは関与に言及しませんでした。

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