会談は、日本時間の24日午前3時ごろからニューヨークの国連本部で行われました。

冒頭、ゼレンスキー大統領は、岸田総理大臣にウクライナの勲章を手渡し「総理のリーダーシップによるウクライナへの支持に最大限の感謝を申し上げたい」と述べました。

岸田総理大臣は「ロシアによる侵略が始まった2年半前『こんにちのウクライナはあすの東アジアかもしれない』との強い危機感のもと、国際秩序の根幹を揺るがす暴挙に断固として立ち向かうことを決意した」と述べ、日本が今後もウクライナ支援を全力で続けていく方針を伝えました。

また10月、JETRO=日本貿易振興機構のキーウ事務所が開設される予定であることを説明したほか、これまでに両国の当局間で機密情報を適切に保護するための情報保護協定が実質合意に至ったことを歓迎する意向を伝えるなどしました。

これに対し、ゼレンスキー大統領からは最新のウクライナ情勢などについて説明があり、両首脳は引き続き両国で連携していくことで一致しました。

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