アメリカでは、23日、FRBの高官による講演などが相次いで行われ、ニューヨーク株式市場では、その内容から今後の利下げへの期待感が出て買い注文がやや優勢となりました。

ダウ平均株価の終値は先週末と比べて61ドル29セント高い、4万2124ドル65セントとなり、3営業日連続で最高値を更新しました。

また、主要な500社の株価で算出する「S&P500」の株価指数も小幅に上昇し、最高値を更新しました。

市場関係者は「投資家の間ではFRBによる継続的な利下げによって景気が下支えされるという安心感が続いている。ただ、株価が高値圏にあることから、利益を確定するための売り注文も出やすく、上昇幅は限定的だった」と話しています。

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