日本被団協=日本原水爆被害者団体協議会のノーベル平和賞の受賞決定を受けて長崎被災協が横断幕を設けました。
受賞を知らせる横断幕を設けたのは日本被団協の地方組織、長崎被災協です。
今年のノーベル平和賞に選ばれた日本被団協は核兵器のない世界を実現するための努力と証言を通じて核兵器が二度と使われてはならないと示した功績が評価されました。
日本被団協の代表委員で長崎被災協の会長を務める田中重光さんや活動を支える被爆者などが作業を見守りました。
長崎被災協 田中重光 会長
「日本被団協が受賞したことを皆に知ってもらいたい」
長崎被災協は長崎市の平和公園の横にあり、16日も多くの修学旅行生や観光客が訪れました。
田中重光 会長
「(ノーベル平和賞を)受賞したことを多くの日本人、外国人に知ってもらって、なぜ今の時期に日本被団協が受賞したのか考えてほしい」
横断幕は 日本語と英語の2種類で核兵器禁止条約への参加も求めています。
横山照子 副会長
「今の戦争を1日も早く終わらせ、そして核兵器をなくす。そのことを若い人たちにもここで平和公園に来る人たちにも知っていただきたい」
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