ウクライナの情報機関筋は、ウクライナ侵攻を続けるロシア軍が北朝鮮人による特別部隊を編成していると明らかにした。現地メディアのウクラインスカ・プラウダが15日報じた。
部隊の名称は「特別ブリヤート大隊」で、最大3000人と推定される。ロシア西部クルスク州の一部を占領するウクライナ軍との戦闘に加わるという見方が出ている。
一方、部隊に配属された北朝鮮人18人が既に脱走したとの情報もある。対ウクライナ国境から約7キロのロシア領内で逃亡しており、ロシア軍が捜索にあたっているという。
北朝鮮はロシアとの軍事協力を強化。ウクライナのゼレンスキー大統領は13日、「(北朝鮮は)武器を渡しているだけではなく人も派遣している」と指摘していた。
(時事)
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