中国のショッピングモールで行っていた西遊記のショーで、火の手が上がるハプニングがとらえられた。
火は、演者が振り回していた火花が出る“”如意棒”から設置物に引火したとみられている。
消火後、演者は何事もなかったかのように劇を終え、担当者も「演出である」と説明している。
“大炎上”のショー…火花燃え移り
中国・福建省のショッピングモールで3日、人々が集まる中、西遊記の孫悟空が主役のショーが行われていた。
この記事の画像(11枚)そんな孫悟空が手にしている如意棒の先からは、花火の火花も噴き出ていた。
しかし次の瞬間、華麗な技が悲劇につながってしまう。
なんと如意棒の火花が、背後の設置物に燃え移ってしまったのだ。
炎はあっという間に大きくなるが、孫悟空は気がつく気配がない。
その後、振り向いて事態に気がつくと、冷静に如意棒を置き、消火器を探しにいったのか、燃えさかる火に目をやりながら、どこかへ行ってしまう。
異常に気がついた客が「火事だ!」と叫び、炎を心配そうに見つめる中、別の男性が消火器を手に現れ、消火を開始した。
演出?火事にしか見えないボヤ騒ぎ
孫悟空はというと、男性と入れ替わるように戻ってきた。
しかし、まさかの手ぶらだ。
そして、信じられない行動に出た。
孫悟空と演者が2人で出てきて礼をし、まるで何事もなかったかのようにショーを終えたのだ。
ショッピングモールの担当者は、地元メディアに対し、「こういう演出だ」と説明している。
とても演出には見えない騒動だが、この火事によるけが人はいなかったという。
(「イット!」 10月16日放送より)
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