北朝鮮がアメリカ大統領選挙の前後に7回目の核実験に踏み切る可能性があると、韓国国防省が明らかにしました。
これは韓国国防省の情報部門が国会に報告したものです。
11月5日のアメリカ大統領選挙の前後に、北朝鮮が核実験を行う可能性があるとした上で、すでに北朝鮮北東部の豊渓里(プンゲリ)にある核実験場内部の準備をすべて完了させた状況だと明らかにしました。
またICBM(大陸間弾道ミサイル)の移動式発射台の配備も進められているとしました。
まだ発射台にミサイルは設置されていないものの、アメリカ大統領選挙前後に発射が行われる可能性があるとしています。
一方、北朝鮮がロシアの先端軍事技術を受け入れるだけでなく、在来式の戦力の現代化も推進すると分析しています。
こうした中、アメリカ軍と韓国軍は30日、攻撃用ヘリを使った射撃訓練を公開しました。
訓練は北朝鮮から約30km離れた抱川(ポチョン)市で行われ、米韓の協力態勢を誇示し、北朝鮮をけん制する狙いがあるとみられます。
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