ウクライナ軍のシルスキー総司令官は31日、NATOのヨーロッパ連合軍のカボリ最高司令官と電話で会談したとSNSで発表しました。
この中でカボリ最高司令官は、優位な兵力をもつロシアが複数の戦線で激しい攻撃を続けていることから、ウクライナ軍への軍事技術の支援を強化していく重要性を強調したということです。
そのうえで、ロシアに派遣された北朝鮮の部隊がウクライナとの戦闘に参加した場合の「国際社会による即時かつ厳しい対応について意見を交わした」としています。
一方、ウクライナで兵士の不足が課題となる中、現地のメディアは、国家安全保障・国防会議のリトビネンコ書記が29日、16万人を追加で軍に動員する計画を明らかにしたと伝えています。
ウクライナは兵士不足を改善するために、ことしに入って動員の対象年齢を引き下げたり動員逃れを防ぐ取締りを強化したりしています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。