【キーウ共同】旧ソ連構成国モルドバで10月20日に実施された欧州連合(EU)加盟の是非を問う国民投票について、同国の憲法裁判所は10月31日、賛成多数となった結果を承認した。EU加盟が不可逆的な目標として憲法に明記される。  事前の世論調査では加盟賛成が約6割だったが、実際の結果は僅差だった。加盟阻止を狙うロシア側の選挙介入が影響したとの見方が強い。  国民投票と同時実施された大統領選では、親欧米の現職サンドゥ大統領と、親ロシアのドドン前大統領の支持を受ける元検事総長ストヤノグロ氏が11月3日の決選投票に進んだ。


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