アメリカの10月の雇用統計が発表され、非農業部門の就業者数が市場の予測を大きく下回りました。
アメリカ労働省が11月1日に発表した10月の雇用統計によりますと、景気の動向を反映する非農業部門の就業者数は、前の月から1万2000人の増加で、約11万人と見込んでいた市場の予測を大幅に下回りました。
航空大手ボーイングの大規模なストライキや全米で甚大な被害が出た2つのハリケーンが影響したと見られています。
失業率は、前の月と同じ4.1ポイントでした。
専門家からは経済情勢が大統領選挙の大きな争点となっていることから、「共和党による政権批判の材料となる」との見方が出ています。
中央銀行に当たるFRB（連邦準備制度理事会）は、6日と7日の会合で追加の利下げを行うかどうか判断します。
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