大谷選手が大リーグ史上初めての「50-50」を達成した際のホームランボールが展示されているのは、台湾で最も高いビル「台北101」の展望台です。
初日の13日はセレモニーが開かれ、日本の窓口機関、日本台湾交流協会台北事務所の片山和之代表が「このボールが台湾の子どもたちに将来の夢と希望を与え、日本と台湾の交流をさらに深めるきっかけとなることを望みます」と述べ、日台関係の強化に期待を示しました。
会場では大谷選手のユニフォームを着た野球ファンや日本の観光客など、大勢の人たちが長い列をつくり、ケース越しのボールを熱心に撮影していました。
ボールは先月の競売で、台湾企業が過去最高額の439万2000ドル、日本円にして6億7000万円余りで落札し、この企業が無償で貸し出したということです。
台湾北部の新竹から訪れた40代の男性は「野球界にとってとても偉大な記念のボールです。休みをとって見に来ました」と話していました。
ボールは来年3月2日まで展示される予定です。
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