APEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議のため、ペルーの首都リマを訪れている石破総理大臣は、日本時間の16日 午前7時すぎから中国の習近平国家主席と初めてとなる日中首脳会談に臨んでいます。

会談では、両国が「戦略的互恵関係」を推進し、建設的で安定的な関係を構築していくことを確認しているものとみられます。

一方、石破総理大臣からは、東シナ海の情勢や、中国軍が日本周辺で活動を活発化させていることなどに懸念を伝えているものとみられます。

また、東京電力福島第一原発にたまる処理水の海洋放出をめぐり、先に両国が日本産水産物の輸入再開で合意したことを踏まえ、早期に実現するよう求める方針です。

石破総理大臣はこれに先立って、アメリカのバイデン大統領との日米首脳会談や、日米韓3か国の首脳会談などを行っていて、このあと記者団に対し一連の会談の成果を説明することにしています。

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