アメリカのバイデン大統領は26日、イスラエルとレバノンの親イラン武装組織ヒズボラの戦闘を巡り、両政府が停戦に合意したと発表しました。
バイデン大統領は演説の中で、イスラエルとレバノン両政府によって停戦が合意され、日本時間の午前11時に発効すると明らかにしました。
停戦が実現すれば、2023年10月に国境を挟んで戦闘が始まって以降、初めてとなります。
バイデン氏は、「停戦期間となる60日間で、レバノン軍と治安部隊が自国の統制を取り、イスラエル軍がレバノン南部から撤退することで双方の民間人は安全に自宅に戻ることができる」と訴えました。
一方で、「ヒズボラが合意を破った場合は、イスラエルには国際法にのっとった自衛の権利がある」と警告しました。
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