米ロ制服組トップが電話会談　緊張回避へ協議と報道

　【ワシントン共同】米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は４日、ロシア軍のゲラシモフ参謀総長が米軍制服組トップのブラウン統合参謀本部議長と１１月２７日に電話会談したと報じた。ウクライナ情勢を巡る米ロの緊張激化を回避する方法を協議したという。複数の国防当局者の話としている。 　同紙によると、米ロ制服組トップの会話は２０２２年１０月の電話会談以来。 　ゲラシモフ氏は今回の電話会談で、１１月２１日のウクライナに向けた中距離弾道ミサイル「オレシニク」発射について、米側がウクライナに米国製地対地ミサイル「エイタクムス」でのロシア領攻撃を容認する前から計画されていたと説明した。

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