中国当局はアメリカの半導体大手エヌビディアに対し、独占禁止法違反の疑いで調査を始めたと発表しました。
アメリカの対中半導体規制への対抗措置とみられます。

中国の国家市場監督管理総局は9日、独占禁止法違反の疑いがあるとして、エヌビディアに対する調査をはじめたとウェブサイト上で発表しました。

また、エヌビディアが過去に別の半導体メーカーを買収した際の合意に違反した疑いがあったとしていますが、詳しい説明はありません。

中国は12月3日、半導体に使われるレアアースのガリウムなどのアメリカ向け輸出を原則として禁止する措置を発表するなど、バイデン政権による半導体の対中規制に強く反発しています。

エヌビディアに対する調査も対抗措置のひとつとみられています。

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