「平和のバス」は長崎市出身の福山雅治さんが総合プロデューサーを務める市のプロジェクトの一環として、2021年度から期間限定で運行されていて、翌年度から、バスのデザインを全国の小学生から募っています。

今年度もバスのデザインが新しくなり、全国の小学生から集めた82作品のうち4作品でラッピングされた路線バスが長崎市の平和公園でお披露目されました。

バスには、平和を象徴するハトがロシアの国旗とウクライナの国旗の色をした卵を温めている様子や、「平和は当たり前の生活を送ることだ」として、友達と一緒に笑顔で食事をする様子などが描かれていて、児童たちの平和への思いが込められています。

作品が選ばれた小学4年生の金山琴海さんは「バスに自分の絵が大きくのっていてびっくりした。選ばれると思っていなかったのでうれしい。当たり前に食事ができて、みんなが仲がいい様子を描いた。長崎の人に見てもらえるのでうれしい」と話していました。

福山さんは「ことしも平和への想いを表現した世界で1台だけの『平和のバス』に見て乗って、そして発信していただけると幸いです」とコメントを寄せています。

「平和のバス」は来年3月末まで長崎市内を走る予定です。

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