アメリカのバイデン大統領は12日、約1500人への減刑や刑の執行停止などの恩赦を与えると発表しました。
ホワイトハウスによると、バイデン大統領は、自宅軟禁下で生活態度も良好な約1500人の受刑者の減刑や、暴力犯罪以外の罪で有罪判決を受けた39人に恩赦を与えると発表しました。
恩赦の規模としては、過去最大規模になるとしています。
バイデン氏は声明で「私には反省と更生を示した人々に慈悲を与え、地域社会に貢献する機会を回復する特権がある」などとして、恩赦の理由を説明しています。
バイデン氏は12月、銃の不法購入などで有罪の評決を受けた息子のハンター・バイデン氏に対して、これまでの方針を転換して恩赦を発表し批判を浴びています。
今回の大規模な恩赦はこうした批判をかわす狙いもあるとの見方も出ています。
鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
