アメリカが台湾に売却した主力戦車が15日、台湾に到着しました。中国は強く反発しています。
台湾メディアによりますと、2019年のトランプ政権時に売却が決定したアメリカ軍の主力戦車「エイブラムス」108両のうち、第一陣となる38両が15日夜台湾に到着しました。
戦車はカバーが掛かった状態で車両運搬車に乗せられて台湾北部の軍施設に運び込まれました。
今後、2025年に42両、2026年に28両が引き渡される見通しです。
台湾の戦車は旧式で老朽化が進んでいて地元メディアはエイブラムスの導入で中国軍の侵攻に対する防衛能力が高まるとの専門家の見方を伝えています。
これに対し、中国外務省は16日午後の会見で、アメリカに対して「一つの中国」の原則を守るよう改めて要求し、台湾への武器供与の停止を強く求めました。
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