アメリカ・ニューヨークの上空で、飛行機のエンジンが爆発音と共に火を噴く瞬間がカメラに捉えられた。飛行機はすぐさま急旋回し、別の空港に緊急着陸。原因は鳥がエンジンに飛び込んでしまう“バードストライク”だった。
“バードストライク”でトラブル増加
アメリカ・ニューヨークで12日午後8時頃、離陸していく飛行機の窓から撮影されたのは、上空から見える美しい景色ではなく、突然「ボン!」という爆発音とともにエンジンが火を噴く瞬間だ。
この記事の画像(11枚)爆発直後「ブーン」という異様な音が機内に響き、機体は急旋回。緊急着陸する事態になってしまった。
事故直前の様子をスローで見てみると、何かが飛行機のエンジンにものすごい勢いで飛び込み、その直後に爆発が発生していた。
飛び込んだ物の正体は「鳥」だった。
アメリカでは鳥が飛行機に衝突する“バードストライク”が年々増加。連邦航空局によると、2023年は全米の空港で約2万件も発生しているという。
今回の飛行機は離陸から20分後に別の空港に緊急着陸し、幸い乗客・乗務員196人にけがはなかった。
(「イット!」 12月16日放送より)
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