週末3日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3日続伸し、上げ幅は一時580ドルを超えた。
アメリカ労働省が朝方発表した4月の雇用統計は、非農業部門の就業者数が前の月から17万5000人の増加だった。増加幅は市場予想を下回り、過熱感が出ていた労働市場が沈静化したと受け止められた。これを背景にFRB=連邦準備制度理事会による利下げ開始が遅れるとの懸念が後退して、買いが優勢の展開となった。
結局、ダウ平均は、前日比450ドル02セント高の3万8675ドル68セントで取引を終えた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は続伸し、315.37ポイント高の1万6156.33で引けた。
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