アメリカのトランプ前大統領の不倫口止め疑惑にからむ裁判で、元側近が「口止めを指示された」と証言した。

トランプ氏の当時の顧問弁護士で元側近のマイケル・コーエン氏は13日、ニューヨークの裁判所に出廷し、トランプ氏の不倫相手だったとされるストーミー・ダニエルズさんへの口止めについて、「とにかくやれ」とトランプ氏から指示され、13万ドル(約2000万円)を支払ったと明らかにした。

また、「トランプ氏は妻のメラニアのことよりも、選挙を気にしていた」とも証言した。

コーエン氏は、ダニエルズさんら2人にトランプ氏の指示で口止め料を支払った罪で、2018年に禁錮3年の判決を受けていて、その際に検察側との司法取引に応じており、14日も証言台に立つ予定。

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