「根室さんま祭り」はさんまの水揚げ量が日本一の根室市でそのおいしさを味わってもらおうと、水揚げが最盛期のこの時期に行われています。
ことしは5日と6日の2日間開かれ、合わせて5.6トンのさんまが用意されました。
このうち炉端焼きのコーナーは、200円で箸と皿を買うとさんまが食べ放題になるということで、訪れた人が長い列をつくり、早速、炭火で焼いて味わっていました。
また、氷水に入ったさんまを両手ですくい上げるつかみ取り大会も行われ、15匹ほどを手にする人の姿もありました。
さんまは近年、不漁が続いているものの、先月下旬には根室市の花咲港で5年ぶりに1日に1000トン近く水揚げされるなど、今シーズンはここまで好調だということです。
斜里町から来た男の子は「さんま祭りのために根室に来ました。脂が乗っていておいしいので、3匹ぐらい食べたいです」と話していました。
実行委員会の石垣浩一副実行委員長は「ことしは天気もよく大勢の人で盛り上がっています。さんまは根室の誇りなので、この祭りを通して地元も盛り上がってほしいです」と話していました。
「根室さんま祭り」は根室港に設けられた特設会場で6日も午前8時半から開かれます。
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