太田市は来年3月、いわゆる「平成の大合併」で、4つの市と町が合併して今の太田市が誕生してから20年となるのを記念して、ベートーベンの「第九」を3000人で合唱するコンサートの開催を予定しています。

市は、市内外の合唱団や市民などに参加を呼びかけ、これまでにおよそ2000人ほどが集まっているということです。

7日からは、全体指導を務めるキハラ良尚さんをはじめ、合唱経験者なども参加して本格的な練習が始まり、昼と夜の部で合わせておよそ650人が参加しました。

参加者たちは、発声練習を行ったあと、ソプラノやアルトなどそれぞれのパートに分かれて、ドイツ語の歌詞の発音や歌い方を確認していました。

このあと、全体で合唱の練習が行われ、指揮に合わせて力強い歌声を響かせていました。

こうした練習会は、本番まで月に3回程度行われる予定です。

参加した70代の女性は「みんなの声が合わさると気分が乗りますね。本番まで休まずに参加したいと思います」と話していました。

太田市は3000人に向けて今月末まで参加者を募集しています。

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