久保選手は今シーズン、リーグ戦30試合に出場し、7得点、4アシストでスペインでの5年目のシーズンを終えました。
所属するレアルソシエダードのメンバーとして帰国し、29日夜、東京・国立競技場でヴェルディとの親善試合に臨みました。
試合前、先発出場の久保選手がピッチに姿を見せると、4万人を超える観客から歓声が沸き起こりました。
久保選手は、序盤から右サイドでボールを受けると、縦への鋭いパスや細かいパスをつないでたびたびチャンスを作りました。
そして前半40分ごろにはドリブルで相手の股を抜くテクニックを見せてペナルティーエリア内に攻め上がりましたが、左足のシュートはゴールキーパーにキャッチされてゴールはなりませんでした。
久保選手は後半3分までプレーし、得点に絡むことはできませんでしたが、交代の際観客から大きな拍手が送られました。
試合のあと久保選手は「旅の疲れや時差ボケもあって不安もあったが、いつものプレーを見せることができた。ワンプレーごとに盛り上がってくれて、すごく楽しかった」と声援に感謝していました。
後半開始直後の交代となったことについては、試合中に太ももの裏に痛みを感じたためと明かし「監督も『せっかくみんなが見に来てくれているから後半までは引っ張ろう』と話をしていた。けがはしていない」と述べ、大きな影響はないと強調しました。
試合は、随所に攻撃力の高さを見せたレアルソシエダードが2対0で勝ちました。
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