プロバスケットボールBリーグのチャンピオンシップ(CS)で準優勝した琉球ゴールデンキングスが1日、ホームタウンの沖縄県沖縄市で「2023‐2024シーズン報告会」を開いた。市上地のコザ・ミュージックタウン前のコザゲート通りが会場となり、交通規制して特設ステージを設置。雨の中、大勢のブースターが沿道を埋め尽くして声援を送り、来季の日本一奪還を期待した。

 午後4時ごろから始まった報告会には、来季もチームを指揮する桶谷大ヘッドコーチ(HC)を先頭に岸本隆一選手ら全14選手が登場。キングスのユニホームやTシャツを着たブースターから大きな歓声が上がった。

報告会に集まったブースターに手を振るキングスの選手ら=1日、沖縄市のゲート通り(竹尾智勇撮影)

 桶谷HCは「連覇を目指したシーズンだったが、あと1勝足りなかった。常に優勝を目指して沖縄のために頑張りたい」と来季への決意を語った。

 田代直希選手は「沖縄市やブースターの支えがなければ、ここまで来られなかった。この結果に満足はしていないが、今日はこの会を楽しみたい」と感謝した。

 沖縄市の桑江朝千夫市長は「シーズンの最初から最後まで私たちを楽しませてくれた。ファンは結果に大満足。必ず日本一に返り咲いてほしい」とエールを送った。

 報告会は会場周辺の飲食店などで構成するキングス商店街が主催した。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。