■FIFAワールドカップ26アジア2次予選 日本代表 5-0ミャンマー代表(6日、ミャンマー・ヤンゴン)

W杯アジア2次予選で日本代表(FIFAランク18位)はミャンマー代表(同163位)と対戦し、5-0で勝利した。

日本は中村敬斗(23)の先制ゴールに新婚・堂安律(25)も追加点を奪い2-0で後半に入ると、小川航基(26)が2得点、さらに中村も2点目となるゴールを決めミャンマーを突き放した。2次予選5連勝の日本は11日、広島でシリア(FIFAランク89位)と戦う。

「2次予選のミャンマー戦、シリア戦では様々なことをトライして成長に繋げたい」と話していた森保一監督(55)はスタメンをGK、前川黛也(29)、DFに谷口彰悟(32)、菅原由勢(23)、伊藤洋輝(25)、橋岡大樹(25)の4人。MF/FWに守田英正(29)、堂安、中村、鎌田大地(27)、旗手怜央(26)、小川の布陣で臨んだ。

前半立ち上がり、日本は細かいパスワークからチャンスを作る。左サイドでワンタッチが繋がり、ペナルティエリア内で旗手と鎌田がボールを回し、最後は旗手がシュート。ここは惜しくもDFにブロックされる。

前半7分には左サイド、鎌田からのクロスに、ファーサイドの小川が頭で合わせるがジャストミートせず。15分にも鎌田がペナルティエリア手前から強烈なミドルシュートを放つなど、攻撃の主導権を握る日本。

17分には、ハーフウェイライン手前の自陣から、鎌田が左サイドへロングパス。走り込んだ中村が追いつき、ドリブルでペナルティエリア内に入ると右足を振り抜く。強烈なシュートがゴールネットを揺らし、日本が1点を先制する。

34分にも左サイドの中村からゴール前の鎌田へパスが通り、鎌田が振り向きざまのシュートを放つ。ボールはポストに当たり跳ね返った所を堂安が落ち着いて決めて、2-0とリードを広げ前半を折り返した。

後半、2点目を決めた堂安に代わって鈴木唯人(22)が入り代表デビューを飾った。7分には、相手ゴール前で日本がワンタッチでボールを繋ぎ、鈴木が初シュート。これはゴール左に外れる。

その後もボールを保持し攻め続ける日本だが、引いて守りを固めるミャンマーを崩せない。それでも30分、右サイドで途中出場の相馬勇紀(27)がゴール前にクロスを入れると、走り込んだ小川が頭で合わせる。代表4年ぶりとなる小川のゴールで3-0とリードを広げた。

さらに38分にも小川が今日2点目となるゴールを決め、アディショナルタイムにも中村がこの試合2点目となるゴールを奪い、5-0でミャンマーに大勝した。

日本代表は昨年11月、ホームでミャンマーに5-0で圧勝。続くシリア戦も5-0で勝利し、今年3月、国立競技場で行われた北朝鮮戦に1-0と勝利。平壌で行われる予定だった2戦目が中止となり不戦勝で4連勝で2次予選を突破し最終予選進出を決めた。

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