アーティスティックスイミングの日本代表は、
▽2人で演技する「デュエット」と
▽8人で演技を行う「チーム」で、
いずれもパリオリンピックの出場権を獲得し、12日は、東京 北区の国立スポーツ科学センターでメンバーが練習を公開しました。

このうちデュエットは、これまで16歳の比嘉選手と安永真白選手がペアを組み、去年の世界選手権で金メダルを獲得するなど、実績を残してきましたが、オリンピックの開幕が迫るなか、比嘉選手と組む相手が、これまでデュエットで控えだった22歳の佐藤選手に変更されることになりました。

日本代表の中島貴子ヘッドコーチによりますと、チームとデュエットの両方を正確にこなせる佐藤選手の技術力の高さや、演技の一体感をより高めていくことなどを考慮して変更を決めたということです。

新たなペアで練習を始めたのは5月からということで、12日の練習でも、手や足の動きなどを確認しながら演技を合わせていました。

比嘉選手(左)と佐藤選手

佐藤選手は「私が新しく入った側で、こんなことを言っていいかわからないが、相性は悪くないと思う。開幕まで残りおよそ50日というタイミングで組んだペアではあるが、完璧な演技をして、なぜ日本がこのタイミングで変更したのかを結果で示したい」と意気込みを示しました。

また、比嘉選手は「テンポの取り方や足の形が似ていて、同調性はいいと思う。残り少ない日数なので、とにかくやるしかないと思っている」と話していました。

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