パリオリンピックで1972年のミュンヘン大会以来、52年ぶりのメダル獲得を目指す世界ランキング3位のバレーボール男子の日本代表は、現在、前哨戦となる国際大会『ネーションズリーグ』に臨んでいます。
12日は都内での練習が報道陣に公開され、レシーブが乱れてもスパイクを決めきる攻撃の強化に重点が置かれました。
フィリップ・ブラン監督みずからブロッカー役を務める中、エースの石川選手や、石川選手とともにイタリア1部リーグでプレーしてきた高橋藍選手などが力強いスパイクを打ち込んでいました。
練習後、高橋選手は「チームに合流してまもないこともあり、連携面で課題を感じている。パリに向けてよりチームにフィットできるように取り組んでいきたい」と話しました。
また、キャプテンの石川選手は「勝たないといけない試合で勝てているので、今は選手一人一人が自信を持って試合に臨めていると感じる。オリンピックに向けてもいい状態を保てるようにしたい」と話していました。
男子の日本代表は今月18日から『ネーションズリーグ』のフィリピンでの予選ラウンドに臨むなど、実戦を重ねながらパリでの本番に備えます。
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