第106回全国高校野球選手権鳥取大会(朝日新聞社、鳥取県高校野球連盟主催)の抽選会が20日、鳥取県倉吉市内であり、参加22チームの組み合わせが決まった。

 今春の県大会を制した鳥取城北は米子工と米子の勝者と戦う。同準優勝の米子松蔭は倉吉総合産業と倉吉東の勝者との対戦になった。3連覇を狙う鳥取商は鳥取東と境の勝者、3年ぶりの甲子園をめざす米子東は鳥取西と鳥取工の勝者と戦う。

 大会は鳥取市のヤマタスポーツパーク野球場を会場に7月6日に開幕し、順調に進めば同22日に決勝が行われる。

鳥取大会の展望

 (前年優勝校 鳥取商 前年参加チーム数23)

 昨秋の県大会は米子松蔭が優勝、鳥取城北が準優勝。今春の決勝も同じ顔合わせで、鳥取城北が雪辱を果たした。夏の優勝争いもこの2校を中心に展開しそうだ。

 鳥取城北は投打ともに層が厚い。春の決勝では平山暖也、小林万啓が本塁打を放つなど長打のある選手がそろう。米子松蔭は投手陣、特にチームの柱であるエース山本裕司の復調が鍵となる。

 春3位の米子東と、夏の鳥取大会3連覇を目指す鳥取商も頂点をうかがう。どちらも投手力の底上げが課題だが、チャンスはある。

 この4強を脅かしそうなのは境、米子北、倉吉総産あたりか。(奥平真也)

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