第106回全国高校野球選手権秋田大会(朝日新聞社、秋田県高校野球連盟主催)の抽選会が24日、秋田市内であり、参加38チームの組み合わせが決まった。
昨年代表の明桜は、昨秋の県大会を制し全国準優勝の2018年以来の出場を狙う金足農と初戦でぶつかることが決まった。一昨年代表の能代松陽は新屋との初戦になった。
大会は秋田市のさきがけ八橋球場で7月6日に開会式があり、7日に試合が始まる。順調に進めば同19日に決勝が行われる。
秋田大会の展望
(前年優勝校 明桜 前年参加チーム数40)
投手力から見て、有力校を挙げてみた。
春を制した明桜のエース加藤悠羽は変化球が秀逸。左腕松橋裕次郎は15回3分の2で25三振を奪った。ともに昨夏、甲子園を経験した。秋田修英も直球が走る菊地優斗らがそろう。秋田商は制球のいい左腕佐々木昭之亮、金足農は最速145キロの吉田大輝が要だ。
逆に打撃で飛び抜けたチームはないが、明桜、秋田修英が振れている。金足農は春、打線が湿りがちで初戦敗退の不覚。夏はノーシードで、どのシード校のヤマに入るかが興味深い。
横手清陵の藤井慧澄、大曲工の藤原翔太も好投手。春4強の秋田南や3校が統合した鹿角などもまとまっている。(隈部康弘)
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