■米男子ゴルフ バレロ・テキサス・オープン 最終日(日本時間8日、アメリカ・テキサス州TPCサンアントニオ オークス・コース、7438ヤード・パー72)

トップと8打差、7アンダーの4位タイからスタートした松山英樹(32、LEXUS)は最終日、4バーディー、3ボギーの「71」で回り、8アンダーの7位でフィニッシュした。

松山は1番で2打目をグリーン奥のバンカーに入れてしまう。それでも、そのバンカーからの第3打。救い上げるように打った打球は、グリーンで1回跳ねるとそのままカップイン。ピンチで見事なリカバリーショットを見せバーlデイを奪い、絶好のスタートを切った。

8番までにさらに2つのバーディを取り10アンダーとした松山だったが、パットに精彩を欠き9番、10番で連続ボギー。勢いに乗れないまま8アンダーの7位で最終日を終えた。ホールアウト後、インタビューに応じた松山は「うまくいかなかったですね。良くもなかったですけど、トップ10には入れたのでそこは良かったかなと思います」と試合を振り返った。

2月のジェネシス招待で優勝。3月のザ・プレーヤーズ選手権では6位に入り、今大会では7位と2週連続のトップ10入りを果たした松山。次戦は11日に開幕する「マスターズ」。3年ぶり2度目の優勝へ「今のままじゃ大変な思いをすると思うので、しっかりと準備していいプレーができるようにしたいと思います」と口許を引き締めた。

54位から出た久常涼(21、SBSホールディングス)は2バーディー、3ボギー、2ダブルボギーの「77」で、6オーバーの78位でフィニッシュ。優勝は、アクシァイ・バティア(22、米国)。20アンダーでデニー・マッカーシー(31、米国)と並んだが、プレーオフ1ホール目で振り切った。

【最終日結果】
1位 アクシァイ・バティア -20
2位 デニー・マッカーシー -20
3位 ロリー・マキロイ   -11
****************
7位 松山英樹        -8
78位  久常涼        +6

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。