■サッカーJ1・第7節 FC東京 2-0 鹿島アントラーズ(7日、東京・国立競技場)

J1の第7節、FC東京が鹿島アントラーズを2-0で下し、今季初の2連勝を飾った。

前半を0-0のスコアレスで折り返したFC東京は後半10分、31歳のベテラン・仲川輝人のヘディングシュートで1点を先制する。試合終了間際のアディショナルタイムにも1点を追加して2-0で勝利した。

ここまで5得点の荒木遼太郎(22)が契約の関係で出場できないFC東京が、ホームに鹿島を迎えての“国立決戦”。

前半開始から鹿島にボールを回され、自陣に攻め込まれるFC東京。それでもDF陣が集中して守り、決定的なシーンを作らせない。そして前半9分、左サイドで俵積田晃太(19)がボールを受けると、中に切れ込んで強烈なファーストシュートを放つ。

19分には主将の松木玖生(20)を中心に自陣からワンタッチでボールを繋ぎ相手ゴール前に迫る。24分には再び、俵積田が左サイドをドリブルで上がり、ミドルシュートを放つなど、攻撃にリズムが出てくるFC東京。守備では、U-23日本代表GK野澤大志ブランドン(21)がセットプレーのピンチを再三セーブ。鹿島に得点を許さず、スコアレスで前半を折り返す。

後半10分、FC東京に待望のゴールが生まれる。左サイドでパスを貰った松木。一瞬中を見てすぐにロングクロスをゴール前へ。そこに走り込んだ仲川輝人(31)が頭で合わせてゴールネットを揺らし、1-0と先制に成功する。

その後も松木が豊富な運動量を武器に敵陣内に攻め込む。サイドからはクロス、中央からは決定的なスルーパスと何度となく得点のチャンスを作る。そして試合終了間際のアディショナルタイムに途中出場の原川力(30)がペナルティエリア左から右足を振り抜き、2点目を奪って試合を決めた。

写真はFC東京・仲川輝人選手

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