■MLB カブス 8-1 ドジャース(日本時間8日、イリノイ州シカゴ リグリー・フィールド)

ドジャース・大谷翔平(29)が敵地カブス戦に「2番・DH」でスタメン出場し、4打数2安打1打点。今季初のスリーベース、4試合連続マルチヒットをマークした。カブスの今永昇太(30)との初対戦は2打数無安打1三振だった。

3試合連続マルチヒットと打撃も上向きになってきた大谷。1回、カブス先発の今永と対戦。NPBでは2016年、2017年と2年間被っていたが対戦は1度もなし。打席に入ると今永に頭を下げて挨拶。初対決となった第1打席、1球目は内角高め149キロのストレートで体をのけ反らされる。フルカウントからの5球目、6球目とストレートでファール。そして9球目、内角高め151キロのストレートに空振り三振。力勝負で抑え込まれた。

0対4とリードされ、雨が強くなってきた3回、今永と2度目の対戦。1球目、外角高め146キロのストレートに振り遅れファール。大谷も一度打席を外して、バットに滑り止めをつける姿も。そして改めて打席に入り2球目、外角高め146キロのストレートに完全に力負けしてサードファールフライに打ち取られた。

しかし、4回裏、カブスが6対0とリードし、なおも1死一、三塁の場面で雨が強くなり試合が中断。約3時間後に試合が再開されたがカブスの今永は4回で降板となった。

0対7と大量リードされた6回の第3打席、カブス3人目M.ライターJr(33)と対戦。1球目、116キロのカーブを上手く拾って右中間へ。大谷は打った瞬間、足を滑らせたがその後はスピードに乗って今季初となるスリーベース。4試合連続安打となった。

さらに8回の第4打席、2死一塁でカブス4人目D.パレンシア(24)のストレートを捉えるとセンターオーバーのタイムリーツーベース。これで4試合連続のマルチヒットをマークした。

大谷は今永には完璧に抑えられたがその後は2安打を放ち、4打数2安打1打点、打率は.320となった。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。