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今年の7月26日に迫ったパリオリンピック開幕へ、日本人選手に“エールを送って盛り上げていこうという「サンデーLIVE!!」スポーツの新コーナー、題して「パリエエ〜ルモリアゲ〜ル」。選手たちにはパリオリンピックを盛り上げる「モリアゲ=ルポイント」を教えてもらいます。第24回は競歩の濱西諒(24)選手です。なんと競歩とスーパーマーケット店員の「二刀流」で活躍しています。

■「アイドル好き」濱西選手が歴史を変える?

20km競歩で日本勢初の金メダルを目指す濱西選手は、東京オリンピック金メダル相当のタイムを持つ“期待の星”です。

そんな濱西選手に会いに向かった先は、なんとスーパーマーケット。店内を見渡すと…。いました!いました!

実はスーパーで働きながら、オリンピック出場を決めた二刀流です。ちなみに担当は青果コーナーです。

濱西選手
「去年は週4日店舗への勤務で、そのうちの2日間が8時から17時のフルタイムで」 武隈アナ
「マップで徒歩何分とかあるじゃないですか?気になったりしますか?」 濱西選手
「何分というより、距離が出てくるじゃないですか。5kmくらいだったら歩けないこともないと思います」 武隈アナ
「5kmは徒歩圏内?」 濱西選手
「普通に歩いたら、1時間ぐらいあれば着くイメージ。全力で歩いたら、20分かからないかなと思います」 武隈アナ
「私生活でも歩くのは速いんですか?」 濱西選手
「普通よりちょっと遅いぐらい。ヒールを履いたOLの人に抜かれる」 武隈アナ
「競歩選手が抜かれるんですか!?」 濱西選手
「ちょっと落ち込む」 武隈アナ
「競技でパワーの源はありますか?」 濱西選手 「普段の練習の時、音楽を聴きながらやっているんですが、トレーニングとか。僕は櫻坂46さんが好きで、『Anthem time』という曲を聞いて気分を上げています」

普段はアイドル好きの24歳。ひとたび歩けば、日本の歴史を変えるかもしれません。

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■モリアゲ〜ルポイント「スピード」

■モリアゲ〜ルポイント「スピード」

そんな濱西選手のモリアゲ〜ルポイントは? 濱西選手
「レースの強みはスピード」 その「スピード」を体験させてもらいました。とんでもない速さでした…。 武隈アナ
「今のが(モリアゲ〜ルポイントの)速さ。ちなみに何割ぐらいですか?」 濱西選手
「今のは全然5割ぐらい」

スタートした瞬間から大きく差をあけられた武隈アナ。初速が違います。そして、番組スタッフも横で走りながら撮影するも濱西選手に追い付けません。

武隈アナ
「僕は本気でやっています。濱西選手が速すぎる」

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■スーパーの応援を背に…パリ五輪へ挑む

■スーパーの応援を背に…パリ五輪へ挑む

先月行われた東日本実業団選手権で、そのスピードを見せ付けました。後続をグングン引き離し、他の選手を圧倒。なんと、5000mで18分16秒97の日本新記録を樹立。このタイムは今シーズンの世界最高記録です。 濱西選手
「特にラストスパートとか、最後の勝負で一番生かせる」 輝くために必要不可欠なスピード。そしてもう一つ欠かせないのが、スーパーで一緒に働く人たちの存在です。 濱西選手
「レースとか合宿に行く前は『頑張ってきてね』と従業員の方が言ってくださるので、『応援してくださる人の期待に応えたい』と思いながらやっています」 職場の同僚
「職場から五輪代表選手が出てきて、非常に珍しい。期待しています」 職場の同僚
「濱西選手が来てから、雰囲気が良くて、『皆で応援したい』という気持ちが大いにある。楽しみです」 パリオリンピックでは大きな応援を背に、大きな花を咲かせます。 濱西選手
「目標は金メダル。世界中の人類・人間の中でも、そんな経験をできることは一握りだと思うので、感謝して思い切ってレースをしたい」

(6月30日放送「サンデーLIVE!!」より)

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【Web限定】濱西×武隈アナ対談フルVer.動画
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