2年間に及ぶスケートボードのパリ五輪選考レースが終わり、都内で4日、男女計10人の日本代表内定選手が発表された。東京五輪で金メダルを獲得した四十住さくら(22)が2大会連続五輪出場を決めた。

四十住は東京五輪から始まった種目のパークでトリックの多彩さや完成度の高さ、空中で1回転半する大技540を連続で決めるなどして、この種目の初代女王に輝いた。去年5月に右膝後十字靭帯を断裂し、一時は「パリ五輪に出られない」と語った四十住は「怪我したことでスケートボードの楽しさが分かって練習が楽しくなり、新しい技にチャレンジできるようになった」と怪我をしたことを前向きに捉え、トレーニングに励んできた。

連覇がかかるパリ五輪については「オリンピックの大舞台をどれだけ楽しめるかが鍵。東京五輪の時に金メダルを獲って連覇できるのは私しかいない。全力を出し切ってパリ五輪でも金メダルを獲って連覇して帰りたい」と力強く語った。花の都・パリでも”真夏のさくら”が再び咲くのか注目だ。


【パリ五輪 スケートボード日本代表内定選手】

■ 男子ストリート
・小野寺吟雲
・白井空良
・堀米雄斗

■男子パーク
・永原悠路

■女子ストリート
・吉沢 恋
・赤間凛音
・中山楓奈

■女子パーク
・開 心那
・四十住さくら
・草木ひなの

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