広島カープが勝つと、お伝えしているヒーローインタビュー。阪神に3連敗するわけにはいかなかった7月4日の試合、ヒーローは、この3人でした。

広島 vs. 阪神(マツダスタジアム)
ヒーロー 羽月隆太郎 堂林翔太 二俣翔一

カープは初回、“切り込み隊長” 秋山翔吾 が、初球を狙っていきなりヒット。すると、すかさず盗塁。さらに相手のエラーを誘って、一気に3塁を陥れます。

すると、続く 矢野雅哉 がライトへ先制タイムリー。この3連戦で初めてカープが先制します。

2回、先発の アドゥワ誠 は、制球が定まらずフォアボールから連打を許し、3失点。しかし、カープは負けられません。

4回にはワイルドピッチの間に1点。5回には、ショートゴロの間に1点。泥臭く点を返し同点にし、ゲームを振り出しに戻します。

すると中継ぎ陣が踏ん張り、ゲームは終盤8回、代走・羽月隆太郎 が盗塁。さらに三盗。2アウト・満塁とチャンスを広げると、ワイルドピッチで羽月が激走し、ホームイン。ついに勝ち越します。

さらに 堂林翔太 。勝負を決める2点タイムリーツーベースで6点目。

続く代打の 二俣翔一 もタイムリーを放ち、この回一挙、4点を奪ってチーム一丸で4試合ぶりの勝利です。(広島 7ー5 阪神)

  ◇  ◇  ◇

青山高治 キャスター
阪神とは投手戦含めてすごい戦いをして、この3戦目を落とすわけにはいかなかったですもんね。

中根夕希 キャスター
ここまで2戦は投手陣がすごくがんばっていたので、今回は野手陣がしっかりと足も使ってがんばってくれました。

青山高治 キャスター
秋山選手もよかったですし、羽月選手のグイグイ行く感じ…

中根夕希 キャスター
本当に前へ、前へどん欲に足を使うのが自分の特技なんだというのをわかりやすく体現していたなと思います。では、4日のヒーロー3人です。

2点タイムリー 堂林翔太 選手
「羽月さんの2盗・3盗がすごく勇気をもらって、自分も打つことができました。ありがとうございます」

プロ4年目 育成の星 二俣翔一 選手
「羽月さんが走塁で流れを作ってくれたので、なんとかつながろうと思いました」

― みごと勝利に貢献した二俣選手、プロ4年目でお立ち台は何度目?
「初めてです。もう1試合ずつ、しっかり、こういう出番が少ない中でしっかり準備して、なんとかチームが勝てるように貢献できるようにと思って練習しているので、これからもがんばりたいなと思っています。あしたからもがんばります。最高でーす」

  ◇  ◇  ◇

青山高治 キャスター
いいヒーローインタビューでしたね。

中根夕希 キャスター
二俣選手は初めてのヒーローインタビューだったんですね。

青山高治 キャスター
では、ヒーローインタビューの回数を計算しています「ヒーローダービー」です。

中根夕希 キャスター
きょうは一気に3人です。3人とも今シーズン初。羽月選手、堂林選手、さらに二俣選手です。

ヒーローダービー(広島カープ)
アドゥワ誠 3
床田寛樹 4
塹江敦哉 1
益田武尚 1
森下暢仁 6
島内颯太郎 1
大瀬良大地 4
九里亜蓮 4
森浦大輔 1
黒原拓未 1
栗林良吏 1
玉村昇悟 1

秋山翔吾 4
野間峻祥 3
矢野雅哉 4
松山竜平 3
田村俊介 1
坂倉将吾 2
宇草孔基 2
石原貴規 1
小園海斗 6
末包昇大 4
田中広輔 1
會澤翼 1
上本崇司 1
菊池涼介 1
羽月隆太郎 1
堂林翔太 1
二俣翔一 1

青山高治 キャスター
用意したボードは野手の枠が残り3つになってしまいました(笑)

中根夕希 キャスター
本当だ。増えたらどうしよう…

青山高治 キャスター
考えていきたいと思います、今後ね。「育成の星」二俣選手、ここまで来れてヒーローインタビュー、なんか感慨深いものがありますね。

コメンテーター 桑島美帆 さん(中国新聞社 文化担当記者)
本当に何回見てもいいですね。

青山高治 キャスター
あと、堂林選手が「羽月さん」って。先輩なのに「羽月さん」…

中根夕希 キャスター
愛されているのが伝わりますよね。羽月選手の盗塁で確かにチームが勢いづいたっていうのはありました。

青山高治 キャスター
その流れを受けて、また二俣選手も「羽月さん」といったりする3人組ならではのヒーローインタビューのおもしろみみたいなところも味わわせてもらいました。

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